投資信託の中でも圧倒的な人気を誇るひふみ投信。初心者から上級者まで幅広く利用されています。本記事では、ひふみ投信の口コミや口座開設方法について解説します。
実際に私が利用して感じたメリットやデメリットなど、詳細にお伝えします。
この記事の図解のとおりに進めればひふみ投信の口座開設が完了します。
ひふみ投信について
ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークスが設定・運用・販売を行う投資信託です。主として、日本国内の企業に投資を行うアクティブファンドです。
ひふみ投信は、2009年に設定されました。当時、日本経済はリーマンショックの影響で低迷していました。そんな中、ひふみ投信は、日本国内の成長企業に投資することで、他の投資信託に比べて高いリターンを獲得しました。
ひふみ投信のHPより引用
上の図はトピックスとひふみ投信の推移です。
ファンド設定時から5倍以上の伸びです。
例えば2008年に1000万円分買っていたら2023年には5000万円以上になっていたような感じです。
ひふみ投信の運用方針
ひふみ投信の運用方針は、「日本を根っこから元気にする」ことです。
ひふみ投信は、日本の成長企業に投資することで、日本の経済成長に貢献することを目指しています。
また、ひふみ投信は、投資家にとって、長期的に資産を成長させることができる投資信託を目指しています。
カリスマファンドマネージャー藤野英人氏について
藤野氏は、投資家目線に立ち、長期的に資産を成長させることができる投資信託を運用することを信念としています。
運用レポートも頻繁に更新されて、内容も細かく解説されており、お客さんに寄り添っていこうという姿勢がすごく伝わってきます。
成長株への特化
ひふみ投信は、成長株への投資に特化したファンドです。成長株とは、将来的な収益成長が期待される企業の株式のことを指します。
ひふみ投信は、そのような成長株を厳選し、ポートフォリオに組み入れることで、将来の成長によるリターンを狙っています。
今後のひふみ投信
一時期ひふみ投信が不調だと言われてた時期がありました。
しかし2023年には、藤野さんがファンドマネージャーに戻って来ました。
セミナーも見させてもらいましたが、「ひふみ投信が大きくなり過ぎではないか」という問いに対しても、以前のように成長株投資も力を入れていくという趣旨のお話をされていました。
上場済み
上場することについて、よかったことや悪かったことをなど藤野さんが質問に答えていましたが、
「上場前も上場後も特に変わらないけど、上場して得た資金があるので、日本や世界のリサーチなど色々有効に使っていきたい」ということでした。

藤野さんが戻ってきて、上場も果たし、今後どのようにパフォーマンスをあげていくのか楽しみです。
ひふみ投信が他のアクティブファンドと異なるところ
さて、冷静に投資信託を購入する側としてひふみ投信と他のアクティブファンドと比較してみました。
いくつかの異なる点があります。
コストパフォーマンスの追求
ひふみ投信は、コストパフォーマンスの追求にも注力しています。通常、アクティブファンドは運用費用が高い傾向がありますが、ひふみ投信は低コストで運用されています。これは、ひふみ投信が独自のリサーチと分析手法を活用し、効率的な運用を実現しているためです。
低い運用費用は、投資家にとって投資利回りの向上やリターンの最大化につながります。

お得ということですね!
長期的な運用方針
ひふみ投信は、長期的な運用方針を持っています。多くのアクティブファンドが短期的なトレードや市場の短期的な変動に焦点を当てるのに対し、ひふみ投信は将来の成長に基づいた長期的な成果を追求しています。
長期的な視点によって、市場の一時的な変動に左右されることなく、持続的な成長を目指すことができます。
NISA・つみたてNISAも利用できる
ひふみ投信は、NISA(少額投資非課税制度)やつみたてNISAの枠組みでも利用可能です。
節税効果を享受することができます。
ひふみ投信の登録方法
以下より、公式ページにアクセスしてください。
以下のページの「今すぐ無料口座開設」をタップします
次のページで以下の項目を入力していきます。
- 口座開設者の年齢
- 居住地国
- 外国PEPsの該当
- メールアドレス
メールアドレスまで入力したら「確認画面へ」をタップします。
あっているか確認したら「送信」をタップします。
メールが来ますので、中央のURLをタップします。
スマホからがおすすめ
確認書類を撮影する時にカメラを使うので、スマホからがおすすめです。
以下の項目を入力していきます。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 職業
- 自分の名義の振込先指定口座
進めると、投資経験などが聞かれますが、ご自身の実際の状況をそのまま入力して大丈夫です。
- 投資経験
- 年収
- 金融資産
- お申し込みの動機
- 投資目的
上記のような項目が出てきますが、アンケート的に自分のことを入力すれば大丈夫です。
ひふみ投信の特定口座
次に特定口座の項目が出てきますが、何か特別な理由がない限り「開設する。(源泉徴収あり分配金の受入あり)」で大丈夫です。
特定口座とは、資産運用して利益が出ると税金を納めなければいけないのですが、その税金の手続きなどをひふみ投信が代わりにやってくれるという制度です。

ちなみにこちらは後からでも変更できます。
続いて以下の項目を入力していきます。
- お取引暗証番号
- 案内メールの送信希望
- マイページパスワード
一般NISA口座申し込み項目
一般NISAとは、投資信託を運用していると、運用益に対して税金がかかるのですが、一般NISA口座で運用すれば税金がかからないという制度です。
お得なのですが、NISA口座は1つしか持てないのでこのレオスキャピタルワークスでNISA口座を開くと、ひふみ投信しか買えないということになります。
特に2024年から始まる新NISAでは生涯運用が出来るので、他の投資信託などを購入したくなったときに不便です。
なのでNISA口座を作るならSBI証券など色んな投資商品がある証券会社の方が良いかなと思います。

後からでも一般NISA口座の開設は出来ます。
「確認画面へ」をタップし、内容を確認します。
本人確認書類の撮影

ひふみ投信の口座開設の本人確認書類の撮影
本人確認書類は以下の中から選べます。
- 個人番号カード
- 通知カード
- 住民票の写し
それぞれ画面の指示通りに撮影すればOKです。
中央の「ファイルを選択」ボタンをタップして、カメラを起動し撮影して「送信」をタップして完了です。
ここまで5分ぐらいで完了
住所などを入力するところがありますがだいたいここまでで5分ぐらいで完了します。
簡易書留が届き、口座開設完了
口座開設完了のメールが届き、後日簡易書留で書類が届きます。

私の場合は5営業日以内程度で届きました。あっという間でした。
ひふみ投信で投資した感想
私がひふみ投信を6年以上使って感じたのは、以下のような点です。
メリット
初心者に最適
投資信託はものすごく色々な種類がありますが、ひふみ投信はアクティブファンドの中では手数料が安めで、初心者に向けてのセミナーも活発に行われています。
利益も狙いつつ、投資信託の勉強するには最適だと思います。

私も一番初めにひふみ投信から始めたのですが、ここで色々学ばせてもらったおかげで良い投資信託を見分けることができるようになり、
資産増加のきっかけになったので、今振り返るといいスタートだったと思います。
世の中にはあまり良くない投資信託が多い中で、とても良心的なファンドだと思います。
長期運用に最適
ひふみ投信は「投資は長期で」というのをいつも強調しています。
成長株を狙うので、長期で運用するのが資産増加のポイントですし、こちらからしても、特にやることなくほっとくだけでOKなので楽したいけど値上がりも狙いたい初心者の方にぴったりだと思います。
藤野さんたち、ひふみメンバーのセミナーが見れる
口座開設した人だけが見れるセミナーは毎月何本も配信されます。
内容もすごく分かりやすく、ひふみ投信の中身の状況だけでなく今の市場の状況などニュース的なことまでメンバーの方たちが解説してくれます。

これは本当に勉強になるので、このセミナーを見たいために私はずっと口座を持っているという言っても過言ではないです。
デメリット
マーケットの変動に影響される
成長株は一時的な値動きが激しい傾向があります。ひふみ投信もマーケットの変動により一時的な評価損益が発生することがあります。
投資家は市場の変動に耐える覚悟が必要です。
運用費用
ひふみ投信はアクティブファンドであるため、超低コストのインデックスファンドよりは手数料が少し高めです。(年率1.078%)
しかし、小型株や成長株を発掘するのは個人では容易ではないので、それをプロに全てお任せできますし、手数料以上の運用益も狙えるかもと思えば良心的な設定かなと思います。
まとめ
投資信託選びはすごく難しいですが、初心者が何か投資をを始めたいという時にひふみ投信はすごくおすすめです。
2023年からはファンドマネージャーの藤野さんも戻ってきて、以前のようなパフォーマンスになるかどうか楽しみです。
口座開設は無料なので、とりあえず口座開設してみて損はないと思います。
コメント