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ひふみ投信は評判悪いの?6年運用して100万全額解約した体験談と共に解説します

ひふみ投信の悪い評判
先日、6年以上運用を続けてきたひふみ投信を全額解約しました。

実際に自分のお金を預けて運用してきたから分かることなども踏まえて、最近のひふみ投信の悪い評判や他社の投資信託の比較などをご紹介します。

なお、わたしなりの結論としては「やはり手数料が高い!将来のリターンも心配。他にもいい投資信託がある。」という結論です。

ひふみ投信の評判が悪い理由

ひふみ投信は、2014年に運用を開始したアクティブファンドです。当初は好調な運用成績を残していましたが、2022年以降は不調が続いています。

ひふみ投信の基準価格

ひふみ投信のHPより引用

カンブリア宮殿出演以降に変えてみると

2008年10月の設定時からのグラフを見るとずいぶん伸びているなと思うかもしれませんが、

ファンドマネージャーの藤野さんがカンブリア宮殿に出演して人気が爆発した2017年以降だけのグラフを見ると伸び悩んでいるのが分かります。

ひふみ投信基準価格推移

ひふみ投信HPより引用

上の段が2017年以降の基準価格の推移で、下の段がみんながひふみ投信を買った純資産総額です。

下の段でカンブリア宮殿以降で、一気に人気が爆発しているのが分かりますが、上の段の赤い線の左端から右端までの基準価格の推移は横ばいです。

沙羅
沙羅

つまり人気が爆発した時以降にひふみ投信を買った人たちのほとんどは、あまり資産が増えていないということになります。

コロナショック後の回復もあまり・・・

コロナショックで一気に市場が冷え込みましたが、その後コロナバブルと言われるほど市場が盛り上がりました。

しかし、ひふみ投信はそのコロナバブルにもあまり乗れていないというのがわかります。

ひふみ投信の評判の不調が続く理由とは?

ひふみ投信の不調の理由は、いくつか考えられます。まず、2022年は株式市場全体が不調だったことが影響しています。また、ひふみ投信は、国内外の株式に幅広く投資しているため、市場の下落の影響を受けやすかったと考えられます。さらに、ひふみ投信は、手数料が比較的高く、運用コストが重くのしかかっているという指摘もあります。

ひふみ投信の不調は、投資家から不安の声を呼んでいます。しかし、ひふみ投信は、長年にわたって運用実績を積み重ねてきた信頼できるファンドです。今後の運用成績がどうなるかはわかりませんが、ひふみ投信のファンドは、長期的な視点に立って投資を継続していくことが重要です。

ひふみ投信の不調は、投資信託の運用リスクを改めて認識させてくれる出来事となりました。投資信託は、元本保証されていないため、市場の下落リスクに備えて、分散投資やリスクの低いファンドへの投資が重要です。

ひふみ投信の口コミを解説―良い点と悪い点

ひふみ投信は、多くの投資家からの口コミが寄せられています。

ひふみ投信の良い点

  • 高いリターン:ひふみ投信は、2012年から2023年までの11年間で、年平均で約15%のリターンを獲得しています。これは、国内の株式市場の平均リターンを大きく上回っています。
  • アクティブファンド:ひふみ投信は、国内の成長銘柄に投資するアクティブファンドです。アクティブファンドは、インデックスファンドと比べて、より高いリターンを獲得できる可能性があります。
  • 信託報酬が低い:ひふみ投信の信託報酬は0.15%と、アクティブファンドとしては低水準です。信託報酬は、投資信託の運用コストであり、低いほど投資家のリターンは高くなります。

ひふみ投信の悪い点:値動きが大きい

ひふみ投信は、アクティブファンドであるため、値動きが大きい傾向があります。インデックスファンドと比べると、価格変動リスクが高いと言えます。

ひふみ投信と他の投資信託の違いを徹底解説

投資信託するための主婦の節約

ひふみ投信の特徴は、主にアクティブな運用スタイルとNISA枠内での積立投資にあります。

アクティブな運用スタイルとは

アクティブな運用スタイルとは、ファンドマネージャーが市場の動向を分析し、自らの判断に基づいて投資先を選ぶことを意味します。

これに対して、他の投資信託は、運用をパッシブに行い、特定の指数に連動する投資先を選ぶことが多いです。

パッシブとは、「受け身の」という意味で、つまり市場の動向に合わせて投資先を選ぶことを指します。

具体的には、特定の指数(例えば、日経平均やS&P500など)の動きに連動する投資先を選びます。つまり、その指数の値上がりや値下がりに忠実に追従することを目指すのです。

要するに、他の投資信託は市場全体の動きに合わせて投資するのに対して、ひふみ投信はファンドマネージャーの判断により投資先を選ぶという違いがあるのです。

初心者の方にとっては、パッシブな運用は手軽で分かりやすい選択肢となるかもしれません。

NISA枠内での積立投資対応

また、ひふみ投信はNISA枠の積立投資も対応しています。

NISAとは、個人投資家が非課税で資産形成をするための制度であり、ひふみ投信をNISA枠内で積立投資することで、将来の資産形成に役立てることができます。

ひふみ投信の最近の価格変動と今後の見通し

ひふみ投信の価格は、2012年の設定以来、右肩上がりで推移しています。2020年には、新型コロナウイルスの影響で価格が一時的に下落しましたが、その後は回復し、2023年5月現在では設定時の約3倍の価格になっています。

ひふみ投信の将来性と展望―市場の変化に対する対応策

ひふみ投信の今後の見通しは、ファンドマネージャーの藤野さんが戻ってきて運用を担当するそうですが、期間限定のようなので見通しは不明です。

沙羅
沙羅

レポートには割安に放置されている小型株投資に力を入れると書かれています。

ひふみ投信のリスクとデメリットを詳しく解説

ひふみ投信は、多くの投資家に人気のある投資信託ですが、投資には必ずリスクとデメリットが存在します。ここでは、ひふみ投信のリスクとデメリットについて詳しく解説します。

株式市場の変動リスク

ひふみ投信は株式市場に投資を行っており、市場の変動によって投資価値が上下するリスクがあります。株価が下落した場合、ひふみ投信の価値も減少する可能性があります。投資額の一部または全部を失うリスクもあることを理解しておく必要があります。

ファンドマネージャーの選定リスク

ひふみ投信の運用はファンドマネージャーによって行われます。ファンドマネージャーの能力や判断力によって成績が左右されるため、ファンドマネージャーの選定に失敗した場合、投資の成果に影響を及ぼす可能性があります。

運用方針の変更リスク

ひふみ投信の運用方針や投資対象が変更される場合があります。このような変更があった場合、投資家の期待や目的と異なる投資対象になる可能性があります。運用方針の変更によって投資成績が悪化する場合も考えられるため、定期的な情報収集や運用方針の確認が重要です。

手数料の負担

ひふみ投信には運用や管理のための手数料が発生します。手数料は投資利益を減少させる要素となるため、長期間保有する場合には手数料の負担も考慮する必要があります。

ひふみ投信の口座開設と運用方法を解説

ひふみ投信に投資するには、証券会社で口座を開設する必要があります。口座開設は無料で、インターネットから簡単に行うことができます。

口座開設後、ひふみ投信の購入手続きを行います。購入手続きは、証券会社のWebサイトやアプリから行うことができます。

ひふみ投信は、NISAやつみたてNISAで購入することもできます。NISAやつみたてNISAは、税金が優遇される制度です。NISAでひふみ投信を購入すると、年間120万円まで、利益が非課税となります。つみたてNISAでひふみ投信を購入すると、年間40万円まで、毎月一定額の投資をすることで、利益が非課税となります。

ひふみ投信の目論見書を読んで真似したこともあったけど…

ひふみ投信は口座を持っている会員向けに運用レポートが発行されます。

ひふみ投信の会員向け運用レポート

ひふみ投信の会員マイページHPより引用

沙羅
沙羅

実は以前、運用レポートに書かれている個別銘柄を買ってみたり、その後どうなったのかを長期間追跡していました。

しかし、その銘柄たちは対して上がらなかったり、レポートに書かれていたような目論見が外れていたりと、思ったような成果が出ていないのでは?と感じるようになりました。

ひふみ投信は解約すべき?

ひふみ投信の解約を考える際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。まず、運用成績を見てみましょう。過去の成績やプラス収益の実績がある場合は、解約する理由が少ないかもしれません。ただし、過去の成績だけにとらわれず、将来の展望も重要です。

また、ひふみ投信の運用方針を理解することも大切です。ひふみ投信はアクティブ型の投資信託ですが、他のインデックスファンドと比較してどのような運用方針を取っているのかを確認しましょう。自身の投資スタイルやリスク許容度に合致しているか考えてみてください。

ひふみ投信の解約を考える―デメリットは?

解約に伴うデメリットとして、NISAや税金の観点も考慮すべきです。

ひふみ投信がNISA対象である場合、解約することで税金のメリットを失う可能性があります。税金に関する具体的な情報は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

ひふみ投信の解約手数料は?

無料です。

ひふみ投信の解約手続きと注意点

ひふみ投信は評判悪いの?解約完了しました

私がこの記事を書いている少し前にひふみ投信を100万ほど全額解約したのですがすごく簡単でした。

ホームページにアクセスして数回クリックするだけで全額解約完了しました。

解約した分は自分の指定の銀行に数日後に振り込まれます。

ひふみ投信の口座の解約方法

詳しくはこちらのひふみ投信の解約の記事もどうぞ。

ひふみ投信100万全解約しました!6年運用結果とメリットとデメリット徹底解説します
ひふみ投信を100万全額解約!6年以上保有の結果は?ずっと不調なひふみ投信の解約を決断してオルカンに乗り換えた理由!メリットとデメリット、解約するタイミング、解約手続きについて解説。ひふみ投信の特徴と、他の投資信託との違いについても説明しています。このブログ記事を読めば、ひふみ投信を解約するべきかどうかを判断する材料になるでしょう。

ひふみ投信の問い合わせ対応窓口と対応時間について

ひふみ投信の口座の閉鎖方法

ひふみ投信HPより

ひふみ投信のお問い合わせ先電話番号

・電話番号:03-6266-0123(土日祝日除く・午前9時~午後5時)

もしくはメールです。

いちばん簡単なのは電話だと思います。

ひふみ投信の解約に伴う税金の仕組みと計算方法

ひふみ投信を解約する際には、特定口座やNISA口座の場合、税金がかかる可能性があります。以下に、主な税金の仕組みと計算方法を説明しますが、具体的な計算は個別の状況によって異なるため、税理士や専門家に相談することをおすすめします。

特定口座の場合

特定口座では、ひふみ投信を解約した際に得た利益に対して、20.315%の税金がかかります。

NISA口座の場合

NISA口座を利用している場合では、譲渡益に対して課税されません。

ひふみ投信の解約と再投資のリスクとメリット

ひふみ投信の解約と再投資には、リスクとメリットがあります。解約する場合のリスクは、株式や債券など投資対象の価格変動による元本の損失です。また、解約後に再投資する場合は、新たな銘柄やファンドを選ぶ必要があります。これには、運用成績やリスク、手数料などを考慮しなければなりません。

一方、解約と再投資のメリットは、投資ポートフォリオの変更や利益確定が可能であることです。解約によって元本を受け取り、新たな投資先に再投資することで、投資戦略の見直しができます。また、NISA口座を活用する場合は、非課税枠を活かして利益を得ることができます。

ただし、解約と再投資には注意点もあります。解約には手数料や税金がかかること、再投資先のリスクや運用成績をしっかりと考慮する必要があります。また、投資は一定期間以上の長期運用を前提としているため、短期間での頻繁な解約・再投資は避けるべきです。

ひふみ投信の代わりになる投資信託

ひふみ投信は、国内で最も人気のある投資信託の一つです。しかし、ひふみ投信には、以下のようなデメリットがあります。

信託報酬が高い
国内株式に偏っている
リスクが高い

ひふみ投信に代わる投資信託の選び方とポイント

これらのデメリットを解消するために、ひふみ投信の代わりになる投資信託を選ぶ際には、以下のポイントに注意する必要があります。

  • 信託報酬が低いこと
  • 国内株式だけでなく、外国株式や債券にも投資していること
  • リスクが低いこと

これらのポイントを満たす投資信託としては、以下のような投資信託があります。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
SBI・外国株式インデックス・ファンド

ひふみ投信は、国内株式に偏っているため、リスクが高いです。これらの投資信託は、国内株式だけでなく、外国株式や債券にも投資しているため、リスクが低いです。

 

ひふみ投信の代わりになる投資信託を選ぶ際には、以下の点にも注意する必要があります。

投資期間
リスク許容度
税金

投資期間が長い場合は、リスクの高い投資信託を選ぶことができます。しかし、投資期間が短い場合は、リスクの低い投資信託を選ぶ必要があります。

ひふみ投信と比較した他の投資信託のリターン率

  • ひふみ投信 10%
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 8%
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 9%
  • SBI・外国株式インデックス・ファンド 7%

まず、ひふみ投信の過去のリターン率を振り返りましょう。2018年から2021年の期間で、ひふみ投信は年平均10%のリターンを達成しました。これは、積立投資や長期保有を行った場合の成績です。

次に、比較対象の投資信託を見てみましょう。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

グローバルな株式市場を対象にしたインデックスファンドです。過去のリターン率は年平均8%程度となっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

こちらも同様にグローバルな株式市場に投資しています。こちらのファンドの過去のリターン率は年平均9%程度です。

SBI・外国株式インデックス・ファンド

外国の株式市場に特化したファンドです。過去のリターン率は年平均7%程度です。

リターン率を比較すると

以上のデータから、ひふみ投信は他の投資信託と比較してリターン率がやや高い傾向にあることがわかります。ただし、投資はリスクが伴うものであり、将来のリターンは保証されたものではありません。個々の投資信託の特性やリスクを理解し、自身の投資目標に合致するファンドを選ぶことが重要です。

まとめ

ひふみ投信は情報発信や勉強会など熱心にしており、完全初心者が投資信託というものを勉強するには良心的な投資信託かもしれません。

ひふみ投信のサイトの中でも繰り返し「長期間投資をするのが大事」というのが語られており、私のような6年程度の運用では何とも言えないかもしれません。

ですがアクティブファンドなのでインデックスファンドより手数料が高めという点と、純資産総額が増えすぎて以前のような成長株を狙い撃ちして利益を上げるという運用方法とは違ってきているのが、ひふみ投信の悪い評判の根底にあると思います。

沙羅
沙羅

私なりの結論としてはひふみ投信を全部解約してインデックスファンドのemaxis Slim全世界株式(オールカントリー)通称オルカンで資産運用することに決めました。

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