たわらノーロード先進国株式に投資したいけど、本当におすすめなのか判断がつかない…。
そんな悩みを持つ方に向けて、この記事ではたわらノーロード先進国株式の特徴や口コミ、評価評判、メリット、デメリットを解説します。
低コストで世界の株式に分散投資できる魅力がある一方、投資にはリスクもあります。
ぜひ参考にして、自分に合った投資を検討してみてください。
たわらノーロード先進国株式とは
たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントOneが運営している株式型の投資信託です。
2015年にスタートした新しいファンドです。
このファンドは、先進国の株式を幅広く買って、世界の株式市場の動きに合わせようとするファンドです。
具体的には、MSCIコクサイ指数という世界の先進国株式の動きを表す指数を目標に、世界中の主要な企業の株式に投資しています。
為替ヘッジはあまり行わないので、ドルやユーロなど外貨の影響を直接受けます。
アセットマネジメントOne公式HP
アセットマネジメントOneの公式HPはこちらです。たわらノーロードシリーズなどの最新情報や詳細が確認できます。
たわらノーロード先進国株式の特徴
たわらノーロード先進国株式の主な特徴は次の2つです。
手数料が安い
手数料が年0.09889%と安いのが特徴です。長期運用することでコストを抑えられます。
分散投資
世界の主要国の株式を買うことで、一国の影響を受けにくくできます。
補足:たわらノーロードS&P500が新規設定
2023年3月30日に、たわらノーロードからS&P500指数に連動する新ファンド「たわらノーロードS&P500」が設定されました。
S&P500は米国の代表的な株価指数で、グローバルな企業500社を対象としています。
詳細はこちらで解説しましたので、ご覧ください。
わたしもS&P500も数年投資しています。今のところ順調に伸びています。(2023年現在)
たわらノーロードS&P500の手数料
販売手数料は0円で、信託報酬は年率0.09372%と最安値水準です。
たわらノーロード先進国株式のメリット
たわらノーロード先進国株式には以下の3つのメリットがあります。
低コストで分散投資できる
信託報酬が年0.09889%と低く、コストを抑えられます。世界の先進国の株式に分散投資するので、特定の国の影響を受けにくくできます。
手数料が安い
購入時に手数料がかからない「ノーロード型」。長期運用すると手数料のメリットが大きくなります。
運用がシンプル
世界の株式市場の動きに合わせるだけなので、運用はシンプル。
株式選定の手間が省けて楽!
たわらノーロード先進国株式のデメリット
リターンが限定的
市場平均に連動する運用のため、高いリターンは期待しにくい。
たわらノーロード先進国株式の運用実績
たわらノーロード先進国株式の運用実績を見てみましょう。
設定来の実績データ
たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジなし)を設定来のリターンを見ると、以下の通りです。
期間 – リターン
1ヶ月 – +0.96% 6ヶ月 – -4.57%
1年 – +7.51% 3年 – +60.42% 5年 – +81.10% 設定来 – +106.38%
5年間で2倍以上に資産が増えています。
他の代表的ファンドとの比較
たわらノーロード先進国株式と同じ先進国株式のカテゴリーで、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと比較すると以下のようになります。
たわらノーロード先進国株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス | |
---|---|---|
運用会社 | アセットマネジメントOne | 三菱UFJ国際投信 |
手数料 | 0.00% | 0.00% |
信託報酬 | 0.09889% | 0.09889% |
純資産額 | 3659億3400万円 | 5266億5500万円 |
MINKABUより引用
過去5年の比較シミュレーションすると、2つのチャートがピッタリ重なっています。
ほぼ同じなので、どちらか迷った場合は、ご自身で使っている証券会社で取り扱っている方などで良いかなと思います。
たわらノーロード先進国株式の評価と口コミ
評価のポイント
たわらノーロード先進国株式は以下の点で評価されています。
- 低コストで分散投資できる
- Fund of the Yearに複数回選出されている
- 過去の運用実績が良好
コストが低く、先進国に分散投資できる点が評価されています。
掲示板での評価
掲示板では以下のような口コミが見られます。
- つみたてNISAでの運用に人気がある
- 積立てをメインにしている人が多い
- 米国への投資比率が高いのが気になる
積立てを中心に利用している人が多く、手数料の安さが支持されているようです。米国比率の高さには注目している人もいます。
たわらノーロード先進国株式の評価と口コミ
たわらノーロード先進国株式は、低コストで先進国の株式に分散投資できる点が高く評価されています。
掲示板の口コミは?
一方、掲示板の口コミを見ると、つみたてNISAでの運用に人気があることがわかります。
低コストなので、少額からのコツコツとした積立てに向いているようです。
たわらノーロード先進国株式を選ぶべき人
つみたてNISAのシミュレーション
たわらノーロード先進国株式は、つみたてNISAを活用した場合のメリットが大きいファンドです。
例えば月3万円の積立で年5%の投資利回りを想定すると、20年後には約1200万円に成長します。
通常は税金がかかりますが、つみたてNISAを利用すれば非課税となります。
長期投資にはつみたてNISAの活用が効果的です。
購入時の注意点
たわらノーロード先進国株式を購入するときのポイントは以下の2つです。
米国株に集中していること
投資の7割以上が米国の株式です。だから米国の株式市場の影響を強く受けます。
為替変動の影響を直接受けること
外貨建てなので、ドル高はプラスですが、円高はマイナスになります。
まとめ たわらノーロード先進国株式とは
今回はたわらノーロード先進国株式の特徴やメリット、デメリット、選ぶべき人などについて解説しました。
たわらノーロード先進国株式の主なポイントをまとめると以下の通りです。
- 低コストで世界の先進国株式に分散投資できる
- 手数料負担が少ないため長期投資に向く
- つみたてNISAを活用すると税引後リターンを大きくする
- 米国株式への投資比率が高いため、為替変動の影響を強く受ける
- S&P500インデックス連動の新ファンドも設定された
- 自分のリスク許容度に応じて選択することが重要
このように、低コストで分散投資できる一方、米国株や為替の影響を強く受けることにも注意が必要です。
自分の投資目的に合った運用を心がけることが大切です。
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