米国株式への投資に興味があるけど、どこから手をつけたらいいのかわからない…。
そんな方におすすめしたいのが、SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドです。
このファンドは、米国を代表する企業の「増配株」に投資できるので、比較的リスクが低く安定した運用ができます。J&JやP&Gといった世界有数の企業が投資対象になっているのが魅力的なポイントです。
その上、手数料も年0.06%台と大変安い設定になっています。低コストかつ分散投資のメリットが生かせる、初心者におすすめのファンドといえるでしょう。
本記事では、SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドの口コミや評価魅力を初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドとは?
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する米国株式に投資できるインデックスファンドです。
このファンドは、米国の株式市場で長期にわたって継続的に配当を増やしてきた企業の株価指数である「S&P U.S. ディビデンド・グロワーズ・インデックス」に連動する運用成果を目指しています。
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドのメリット
このファンドには以下のようなメリットがあります。
米国の代表的な「増配銘柄」に投資できる
米国では、長期にわたり継続的に配当を増やす企業を「増配銘柄」と呼びます。業績が安定している証しだとされています。このファンドではそうした企業に投資できます。
分散投資によるリスクの軽減が期待できる
1つの企業に偏らず、複数の企業の株式に分散投資することで、リスクを軽減できます。
手数料が安い
後述する通り、このファンドの手数料は安く設定されているため、リターンを確保しやすくなっています。
SBI・V・米国増配株式の手数料を確認する
このファンドの手数料は以下の通りとなっています。
信託報酬以外の費用は一切かからないので、実質的な運用コストは年0.0638%という割合になります。
これは米国株式投資を目的としたファンドとしては低い部類に入る手数料設定です。リターンを最大化するために、手数料を抑えることが大切です。
SBI・V・米国増配株式の主な組入銘柄
このファンドには、以下のような米国の代表的な増配銘柄が組み入れられています。
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(ヘルスケア)
- エクソンモービル(エネルギー)
- JPモルガン・チェース(金融)
- プロクター・アンド・ギャンブル(生活必需品)
- シェブロン(エネルギー)
業種はバランスよく選ばれており、分散投資のメリットが得られそうです。米国株式初心者には安心感がある選定だと言えます。
以上のように、SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドは低コストかつ分散投資メリットが高い米国株ファンドです。米国株に興味のある方は検討してみる価値がある投資信託だと言えそうです。
業種別比率からSBI・V・米国増配株式の特徴を探る
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドは、以下のような業種比率となっています。
業種 | 比率 |
---|---|
情報技術 | 17.9% |
ヘルスケア | 15.2% |
金融 | 13.3% |
消費財・サービス | 11.5% |
エネルギー | 10.8% |
一般的な米国株ファンドに比べ、情報技術セクターの比率が低く、代わりにヘルスケアや金融セクターの比率が高めになっています。
SBI・V・米国増配株式の分配金と運用実績
SBI・V・米国増配株式の過去の分配金(配当)実績は以下の通りです。
- 2022年7月: 0円
- 2021年7月: 0円
分配金は支払われておらず、効率的な運用が行われていることがうかがえます。
設定来の運用実績
また、設定来の運用実績は以下の通りです。
SBI証券より引用
- 設定来の騰落率: +26.23%
- ベンチマークの騰落率: +27.25%
つみたてNISAやiDeCoで運用は可能?
残念ながら、SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドは、つみたてNISAやiDeCoの非課税口座での運用はできません。
つみたてNISAの対象銘柄のSBI・Vシリーズ
SBI・VシリーズでつみたてNISA対象商品は以下の3つです。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
つみたてNISA・iDeCo口座をお持ちの方は、上記の他のファンドを活用することをオススメします。
同シリーズの超低コストなSBI・Vシリーズのファンドは、こちらでまとめて図解と共にわかりやすくご紹介していますのでご覧ください。
手数料の安さを他の投資信託と比較
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドの手数料は、他の同様の投資信託と比べても非常に安い水準に設定されています。
例えば、米国の代表的な増配株のETFである「バンガード米国高配当株ETF (VYM)」に投資する別の投資信託と手数料を比較すると以下の通りです。
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド | 年0.0638% |
楽天・米国高配当株式インデックス | 年0.192% |
SBI・V・米国増配株式の手数料は、楽天・米国高配当株式の約3分の1と大幅に低く設定されています。
SBI・V・米国増配株式の口コミやTwitterの声
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドに関する口コミやTwitterの声をピックアップすると、以下のような意見が見られます。
- 「手数料が安くて良い」
- 「毎月定期購入している。分散効果があるのが安心」
- 「他のSBI・Vファンドと合わせてバランスよく配分できる」
低コストであることが最大の魅力だという口コミが目立つ
「数年前から定期購入していますが、毎月確実に買えるのが良いです。手数料も安いのでコスト面でメリットが大きいですね。」(40代男性)
このように、手数料の安さから定期購入に向いていると評価する意見が多数ありました。
米国株の分散投資に適していると感じる口コミも多い
「米国株初心者でしたが、SBI・Vのファンドは分かりやすくて安心感があります。増配株に分散投資できるのが魅力的です。」(30代女性)
増配株への分散投資を評価する声が寄せられています。初心者にも扱いやすいと感じている人が多いようです。
他の運用商品と比較するとコストメリットが大きい
「定期購入している他のグローバルファンドと比べて、SBI・V・米国増配株式の方が手数料が安くて良いですね。」(50代男性)
同類の運用商品と比較すると、手数料の安さが際立つとの指摘がありました。
一方、扱う銘柄数を増やしてほしいとの要望の口コミも
「扱っている銘柄数が少ないので、もっと分散を広げてほしい。」(40代男性)
製品改善の観点から、分散の範囲を広げることへの期待も一部にはあるようです。
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドの口コミ評価まとめ
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドの主な特徴は以下の通りです。
米国株式への分散投資と安定した配当収入を目指すのであれば、本ファンドは魅力的な選択肢と言えそうです。
以上のように、SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドは低コストかつ分散投資メリットが高い米国株ファンドです。
米国株に興味のある方は検討してみる価値がある投資信託だと言えそうです。
実際に購入検討する場合は、SBI証券の資料請求から始めることをオススメします。
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