
そんな米国株初心者におすすめしたいのが、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドです。
このファンドは、米国の代表的な企業に自動的に分散投資してくれるので、個別銘柄選びの手間が省けて安心です。
低コストが実現できているので、長期投資に向いています。
本記事では、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ・評価や評判など魅力をわかりやすく解説します。
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとは?
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの手数料やコスト
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの運用方針
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの主な組み入れ銘柄
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの分配金と運用実績
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの特徴と評価
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミや評価
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはつみたてNISA/iDeCoで運用可能?
- 楽天証券ではSBI・V・全米株式インデックス・ファンドは買えないの?
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の違い
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド口コミ・評価まとめ
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとは?
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する米国株式のインデックスファンドです。
このファンドは、米国の代表的な株価指数である「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動する運用成果を目指しています。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの手数料やコスト
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの手数料は以下の通りです。
- 購入時手数料: 無料
- 信託報酬: 年0.0938% (税込)
信託報酬以外の費用は一切かからないので、実質的な運用コストは年0.0938%という割合になります。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの運用方針
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、バンガードの「トータル・ストック・マーケットETF」に投資することで、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する運用成果を目指します。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスには、米国の主要企業約4000社が構成銘柄として含まれています。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの主な組み入れ銘柄
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドには、以下のような米国の代表的な企業が組み入れられています。
企業名 | 構成比 |
---|---|
アップル | 6.75% |
マイクロソフト | 5.87% |
アマゾン | 2.63% |
テスラ | 1.63% |
メタ・プラットフォームズ | 1.48% |
このほか、各業界を代表する有名企業が多数組み入れられています。
米国の経済成長を支える企業に分散投資できるため、リスク軽減のメリットがあります。株価変動の影響を受けにくい安定した運用が期待できそうです。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの分配金と運用実績
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの分配金(配当)実績は以下の通りです。
- 2022年7月: 0円
- 2021年7月: 0円
分配金は支払われておらず、コストを抑えた効率的な運用が行われていることがうかがえます。
設定来の運用実績
一方、設定来の運用実績は以下の通りです。
SBI証券より引用
- 設定来の騰落率: +33.04%
- ベンチマークの騰落率: +35.51%
ベンチマークをある程度追随した実績が確認できます。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの特徴と評価
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの主な特徴は以下の通りです。
- 極めて低コストな運用モデル
- 米国を代表する企業に分散投資
- 設定来の実績が安定している
SBI・Vシリーズは他にもあります
SBI・Vシリーズには、投資対象地域別に以下のようなファンドが揃っています。
米国のみを投資対象とするファンド
- SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・米国増配株式)
- SBI・V・米国小型株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・米国小型株式)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・米国高配当株式)
全世界の株式を投資対象とするファンド
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全世界株式/雪だるま)
ちなみにこちらはiDeCoに最適でして、こちらの記事に詳しくまとめましたのでご覧ください。

先進国株式(除く米国)を投資対象とするファンド
- SBI・V・先進国株式(除く米国)インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・先進国株式(除く米国))
全世界の小型株式(除く米国)を投資対象とするファンド
- SBI・V・世界小型株式(除く米国)インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・世界小型株式(除く米国))
全世界の新興国株式を投資対象とするファンド
- SBI・V・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・新興国株式)
SBI・Vシリーズの中身や詳細などはこちらの記事にもまとめましたのでご覧ください。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミや評価
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドに対する口コミや評価を見てみると、以下のような意見が多く見られます。
手数料の安さが最大の魅力ポイント
金融情報サイトの口コミ欄やTwitterの個人投資家の声を見ると、本ファンドの手数料の安さに着目する意見が目立ちます。
「信託報酬が年0.09%台というのは異例の安さ。手数料を抑えられるのは長期運用には非常に重要」(40代男性)
「SBI・Vの全米株ファンドは手数料が格安でコストパフォーマンス抜群。毎月の積立にピッタリ」(30代女性)
低コストを活かした積立投資に適しているという声が多く聞かれます。
分散投資のメリットを実感
「SBI・Vの全米株ファンドは対象銘柄数が4000社と多め。株価変動の影響を受けにくくて安心できる」(50代男性)
「分散投資を意識できるのがインデックスファンドのメリット。SBI・Vの全米株は分散範囲が広くて良い」(40代女性)
全米の代表銘柄から中小型株まで幅広く投資できることで、個別リスクの軽減が図れている点が支持されています。
運用資産規模の大きさが安心材料
「設定から日も浅いが、すでに1兆円を超える資金が集まっている。しっかりとしたファンドになりそう」(30代男性)
「SBI・Vの全米株ファンドは資産規模が大きいので、売買の流動性も高そう。運用も安定してそうで安心感がある」(40代男性)
巨額の資産が集まっている証として、本ファンドへの信頼感が高まっていることが伺えます。
口コミまとめ
口コミからは、低コスト、分散投資、運用資産の大きさの3点が評価されていることがうかがえます。
口コミ評価から見て、本ファンドの魅力が十分に発揮されていると言えそうです。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはつみたてNISA/iDeCoで運用可能?
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、つみたてNISAの対象商品です。
連動対象のCRSP USトータル・マーケット・インデックスが金融庁指定の指数で、信託報酬も定められた水準を満たしているため、つみたてNISAの適用が認められています。
iDeCoは対象外
一方、iDeCo(個人型確定拠出年金)では運用ができません。iDeCoに投資できる商品数が制限されているため、残念ながら本ファンドは対象外となっています。
楽天証券ではSBI・V・全米株式インデックス・ファンドは買えないの?
楽天証券では、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの取り扱いはありません。
SBI証券で口座を開設するメリット
SBI証券で口座を開設するメリットは、本ファンドをはじめとするSBIアセットマネジメントの人気ファンドがすべて取り扱える点です。
興味がある方は、SBI証券の公式サイトから簡単に無料で口座開設ができますので、検討してみることをオススメします。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の違い
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)には以下のような違いがあります。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | |
---|---|---|
投資対象インデックス | CRSP USトータル・マーケット・インデックス | S&P500 |
構成銘柄数 | 約4000銘柄 | 500銘柄 |
手数料 | 0.0938% | 0.162% |
投資対象インデックスが異なる
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドが連動を目指すのは、米国の主要企業約4000社から構成されるCRSP USトータル・マーケット・インデックスです。
一方、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が連動を目指すのは、米国の代表的大企業500社からなるS&P500です。
SBI・Vの方が投資対象とする企業数は約8倍と大幅に多く、分散投資効果も高いと考えられます。
構成銘柄数に大きな違いがある
先ほども触れた通り、構成銘柄数に大きな違いがあります。
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド: 約4000銘柄
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500): 500銘柄
銘柄数が多いほど、個別銘柄の影響を受けにくくなります。リスク分散の観点から見ると、SBI・Vの方が有利だと言えそうです。
手数料水準が異なる
低コスト運用を実現するため、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドでは手数料が抑えられています。
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド: 0.0938%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500): 0.162%
手数料水準を比べると、SBI・Vの方が約半分と大幅に安く設定されています。
長期投資の場合、この差は結構大きな影響を与えます。
eMAXIS Slim米国株式S&P500の詳細
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド口コミ・評価まとめ
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドに対する口コミや評価は、概ね好評です。
低コストを評価する意見が多い
信託報酬の安さから、コストパフォーマンスが高いと支持されている。
分散投資のメリットを実感する声が多数
幅広い銘柄に投資できるため、個別リスクの軽減を実感するという声がある。
資産規模の大きさが安心感につながる
巨額の資産が集まっていることで、運用の安定性が高いと感じられている。
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