SBI証券のiDeCoにはeMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー（含む日本）がないです。
eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー 含む日本）でiDeCoをしようと思っていたのに、SBI証券には無い。どうしよう…
今回は、SBI証券のiDeCoにオールカントリーの代替はあるのか、代替えのインデックス投資信託のパフォーマンスや手数料はオールカントリーと比べてどうなのか詳しく図解とともにご紹介します。
これを読めばeMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー 含む日本）がない場合の対処法が全て分かります。
SBI証券のiDeCoにはeMAXIS Slim 全世界株式（オールカントリー）がない！
SBI証券はiDeCoにおいて「eMAXIS Slim 全世界株式（オールカントリー）含む日本」通称オルカンを商品ラインナップとして取り扱っていません。
SBI証券のiDeCoでのオールカントリーの代替は？→結論：雪だるまで！
結論としては、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド（愛称：雪だるま（全世界株式））」がおすすめです。
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SBI・全世界株式インデックス・ファンド（愛称：雪だるま（全世界株式））とは？
全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、ＦＴＳＥグローバル・オールキャップ・インデックス（円換算ベース）に連動する投資成果を目標として運用を行うファンドです。
SBI証券 iDeCoより引用
日本、先進国、新興国を含む全世界の大型、中型、小型株の株式にこれ1本で丸ごと投資できる商品です。
日本も含まれており、つまりオールカントリーとほとんど同じように投資ができます。
オールカントリーとの信託報酬の比較
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド（愛称：雪だるま（全世界株式） 0.1102%程度
- eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー（含む日本）0.1133％程度
比較すると、雪だるまのほうが少しだけ信託報酬が安いです。
十分に低コストなインデックスファンドです。
山崎元さんのほったらかし投資術の本にも登場
有名な経済評論家の山崎元さんと投資ブロガーの水瀬さんが書いたほったらかし投資術の本にも、「SBI証券でiDeCoを選ぶならSBI・全世界株式インデックス・ファンド、雪だるまがおすすめ」と書かれております。
こちらの本は基本的にオールカントリーの一本で投資していくという趣旨の本なのですが、SBI証券のiDeCoのラインナップにオルカンがないため、代替として紹介されていました。
山崎元さんのお墨付きをもらった感じで安心できました。
実際に読んだ時のレビューなどはこちらで詳しくまとめましたのでどうぞ。
SBI証券のiDeCoで全世界株式に投資する際のおすすめのポートフォリオ
SBI証券のiDeCoで全世界株式に投資する際、他の投資信託なども選んで自分で割合を決めて投資することができるのですが、
おすすめのポートフォリオは、SBI・全世界株式インデックス・ファンド、雪だるま一本（100％にする）でOKです。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、全世界の株式に投資するインデックスファンドです。
低コストで手間をかけずに、全世界の株式市場に分散投資することができます。
雪だるま1つで十分に分散投資が実現できます。
それでもSBI証券のiDeCoでeMAXIS Slimシリーズを選びたい場合
eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）でもOKです。
山崎元さんのインデックスファンドの選び方の動画の説明に以下のようなお話がありました。
手数料や選び方についてすごく分かりやすく説明してくれています。
インデックスファンドの選択を採点すると（山崎元さんの動画の解説より）
- 全世界株式（含む日本株）単独…91点
- 全世界株式（除く日本株）単独…90点
ほとんど差がないとの事で、SBI証券のiDeCoのラインナップで選ぶなら、eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）でも大丈夫だそうです。
全世界株式で日本を含むにするか、除く日本にするのかと言っても、日本株の割合が6％程度なのでそこまでの影響は少なく、そんなに神経質に考えることは無いとの事です。
SBI証券のiDeCoの全世界株式（除く日本）とSBI雪だるまの比較
マネックス証券より引用
SBI証券全世界株式（除く日本）と雪だるまの比較をすると、チャートはほぼ一緒と言う結果になりました！
ちょっと見にくいですけど、全世界株式（除く日本）とSBI雪だるまの２つのチャートの線がほぼ重なっています。
手数料もほぼ一緒で超低コスト
マネックス証券より引用
手数料や信託報酬率を比較してもほぼ一緒です。
雪だるまのほうがほんの少し安い程度です。
0.003％ほどの違いなのでここまでくるともう誤差くらいの感覚です。
- eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）・・・0.1133％
- ＳＢＩ・全世界株式インデックス・ファンド・・・0.1102％
愛称：雪だるま（全世界株式）
投資信託の手数料の値上げってあるの？
こんなに安いインデックスファンドですが、今は安くてもいつかいきなり値上げされるかもという不安もあるかもしれません。
しかし、投資信託は仕組み上、一度値下げしたらその後値上げするのは色々な関係各所への申請などがあったりして結構難しいらしいです。
なので、手数料が値上げされる可能性はかなり低いといえます。
SBI証券のiDeCoの口座開設方法
SBI証券のiDeCoの口座をまだお持ちでない方は、こちらの記事で解説方法を図解で分かりやすく説明したのでご覧ください。
まとめ・SBI証券のiDeCoは雪だるま（全世界株式）がおすすめ
SBI証券のiDeCoのラインナップには残念ながら人気のeMAXIS Slim全世界株式オールカントリー（含む日本）はありませんが、
代替としてＳＢＩ・全世界株式インデックス・ファンド、愛称：雪だるま（全世界株式）があります。
十分に低コストでオールカントリーとほぼ同じように全世界に分散投資されているので、SBI証券でiDeCoを始める場合は雪だるまでOKといえます。
どうしてもeMAXIS Slimシリーズが良い場合、SBI証券のiDeCoにはeMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）という選択肢があります。
SBI証券のiDeCoのラインナップで悩んでいる方はぜひ参考にしていただければと思います。
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