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全世界株式オールカントリーと除く日本のどっちがオススメ?徹底比較します

全世界株式投信「オールカントリー」と「除く日本」どっちがいい?

全世界株式インデックスファンドには、日本を除く全世界株式に投資する「全世界株式(除く日本)」と、日本を含めた全世界株式に投資する「全世界株式(オールカントリー)」があります。

どちらに投資すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

全世界株式インデックスファンド「eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー(オルカン )」と「全世界除く日本」の特徴やメリット・デメリットを比較し、どっちに投資すべきかついて解説します。

eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー(オルカン )vs 全世界除く日本の違い

全世界株式インデックスファンドは、全世界の株式市場に投資する投資信託です。

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー))と全世界除く日本(eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本))は、どちらも全世界株式インデックスファンドですが、日本株が含まれているか居ないかの違いがあります。

全世界・含む日本全世界・除く日本
リスクの分散地域や産業の多様化によるリスク分散効果がある日本市場のリスクを回避できる
ポートフォリオグローバルな経済成長や企業の成果に参加できる他の地域や市場の成果に重点を置く
リスク要素為替リスクや地政学的リスクの影響を受ける可能性がある日本市場のリスクを避けることができる
リスクの分散効果日本国内の投資を既に持っている場合、リスクをより均等に分散できる既にグローバルな投資を持っている場合、より広範なリスクの分散ができる
沙羅
沙羅

日本株を含むの方でも、日本株の割合は全体の6%程度なので、そこまでの影響はありません。

どっちを買えば良い?

結論としては「どっちでも大丈夫」です。

どちらかといえばeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)含む日本がオススメです。

理由を比較しつつ解説します。

eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーvs 全世界除く日本のの比較チャート

オルカン含む日本除く日本比較

マネックス証券より引用

赤い線が「除く日本」青い線が「含む日本」ですが、2つのチャートの線がほぼ重なっており、大差ないと言えます。

トータルリターンの比較

含む日本と除く日本の過去3年でのトータルリターンの比較の表です。(2023年7月作成)

全世界株式(オール・カントリー含む日本)全世界株式(除く日本)
トータルリターン(6ヶ月)22.79%22.75%
トータルリターン(1年)21.15% 20.93%
トータルリターン(3年)22.55%22.98%
純資産1,259,720百万円279,455百万円

含む日本が優勢になったり、除く日本が優勢になったりしつつ、そんなにトータルリターンの違いはないという結果です。

人気度は違う

ただ、純資産額が含む日本の方が圧倒的に大きいです。

純資産総額は大きいということは人気ということであり、つまり多くの人が期待しているということなので、

迷った場合は人気の【含む日本】のオールカントリーを選んでおけば間違いないのではと思います。

eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーのメリット・デメリット

全世界株式インデックスファンド(オルカン)のメリットとデメリットについて詳しく説明します。

メリット

低コスト

オルカンは低コストのインデックスファンドであり、運用費用が比較的低いです。これにより、投資家は運用コストを最小限に抑えることができます。

グローバルな分散投資

オルカンは全世界株式に分散投資しています。これにより、投資家は世界中のさまざまな国や地域の企業に投資することができます。

グローバルな分散投資は、リスクを分散し、ポートフォリオの安定性を高めることができます。

運用が簡単

オルカンはインデックスファンドであり、特定の指数に連動しています。そのため、運用の選択や管理が比較的簡単であり、初心者や忙しい投資家にも適しています。

デメリット

ベンチマークの限定性

オルカンは特定の指数に連動しており、その指数の特性や構成に制約されます。

したがって、他の指数や市場の成績が良い場合には、オルカンのリターンがそれに追いつかないことがあります。

ポートフォリオの変更への対応が遅い

オルカンは特定の投資対象に集中しているため、ポートフォリオの変更やアセットアロケーションの調整が比較的難しい場合があります。

投資家が異なる戦略を適用したい場合には、より柔軟な投資ファンドが適しています。

マーケットの下落に対するリスク

オルカンは株式市場全体に連動しているため、市場の下落や不振により投資価値が減少する可能性があります。

市場リスクを理解し、長期的な投資戦略を持つ必要があります。

Fund of the Year 2022でも1位受賞

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022で1位を受賞しています。

口コミも高評価で、以下の記事に詳しくまとめましたのでご覧ください。

全世界株式オールカントリーの口コミ全まとめ!評価と感想【eMAXIS Slim】
通称オルカンの口コミまとめ。利回りや除く日本との比較チャートの図解の詳細解説します。自分の証券会社にオルカンがない場合の代替えファンドも紹介。Fund of the Year 2022で第一位になった大人気のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)【含む日本】の投資効果を解説します。

全世界除く日本のメリット・デメリット

メリット

低コスト

オルカンと同じく業界最低水準の低コストを提供しています。

特に「全世界株式インデックスファンド除く日本」の商品は、低コストながら幅広い地域や資産に投資できるため、多様な市場の成果を享受することができます。

デメリット

日本市場を含んでいない

「全世界株式インデックスファンド除く日本」の商品は、日本国内の株式市場への投資を含んでいません。

したがって、日本市場が好調な場合にはその成果に直接参加することができません。

全世界株式インデックスファンド除く日本のemaxis slimシリーズは、低コストな投資信託として広く人気があります。投資家は、上記のメリットとデメリットを考慮し、自身の投資目標やリスク許容度に基づいて判断する必要があります。

eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーと全世界除く日本、どちらに投資するかの判断基準

全世界株式インデックスファンドで「オールカントリー(全世界)」と「全世界除く日本」への投資を判断するためのポイントは次のようになります。

リスクの考慮

投資する前に、自分がどれだけリスクを受け入れられるのかを考えましょう。オールカントリーへの投資は、さまざまな地域や産業に分散させることができるので、リスクが分散されます。

ただし、為替リスクや地政学的リスクの影響も受ける可能性があります。

一方、全世界除く日本への投資は、日本市場のリスクを回避できますが、日本市場の成果には参加できません。

投資目標の考慮

投資の目的によっても投資先が異なります。

オールカントリーへの投資は、世界的な経済成長やグローバル企業の成果を狙いたい場合に適しています。

全世界除く日本への投資は、他の地域や市場の成果に重点を置きたい場合に適しています。

リスクの分散

既に日本国内の投資をたくさんしている場合、全世界除く日本への投資は、リスクをより均等に分散させることができます。

逆に、既にグローバルな投資を持っている場合、オールカントリーへの投資は、より広範なリスクの分散ができます。

これらのポイントを考慮して、自分のリスク許容度や投資目標に合わせて、オールカントリー(全世界)または全世界除く日本への投資を選ぶことが大切です。

まとめ

結論から言えば、どちらも超低コストで分散投資が実現できており、長期的な資産形成に適した投資商品であり、大きな差はありません。

ただし、投資家のリスク許容度や投資目的によって、どちらが適しているかは異なります。

  • 日本の成長も応援したい人→eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)含む日本
  • 日本の将来が心配な人→eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

日本の将来が心配な人はeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)への投資を検討しましょう。

迷った場合は、どちらも大差ないので純資産額が圧倒的に大きくて人気のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)含む日本がオススメです。

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